Q&A

質問⑸

質問⑸

質問(1)
音楽療法とは?

【答え】
音楽の持つ、生理的、心理的、社会的働きを、心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上に向けて、意図的、計画的に活用して行われる治療技法である。(臨床音楽療法協会の会則より)
患部を直接治療するのではなく、リハビリ的な活動を行います。
音楽を使うことで精神的に落ち着き、気持ちが前向きになり、生活の質の向上につながります。
また誰かと比べることなく自分だけの目標を持つので達成感充実感が高まり、自己肯定感が向上します。

質問⑵
具体的にどんな事をするの?

【答え】
身体的に不自由な所があってもその方に合わせて楽譜をアレンジしたり補助をしながら演奏できるように工夫します。
演奏だけが目的ではなく聴く事も効果的です。
知的障害者の方にも音楽は大変効果的です。
病気や怪我などで麻痺がある方にも残存機能を有効に使ってできる範囲での演奏を楽しめます。
またご高齢の方々も童謡などを歌ったり、弾いたりする事で豊かな時間を過ごす事ができます。

質問⑶
クラシック以外でもいいですか?

【答え】
音楽は便宜上ジャンル分けされていますが基本的にはジャンルは問いません。
歌謡曲もジャズも演歌も全て人の心を動かす素晴らしい音楽です。

質問⑷
音楽を使う意味は?

【答え】
音楽を演奏しなくても巷には音楽があふれています。携帯電話の着信音やアラーム、駅の発着メロディもその一つです。
昔は無機質なお知らせの音でしかなかったものが今は音楽を使っているのはなぜでしょう?
それは音楽が心に響くからです。
音の無い時間や機械的な音でカウントされる時間より音楽を聴いている時間の方が同じ時間でも短く感じます。
また音楽の心地よいリズムに乗って身体がリラックスできます。
病院内でBGMを流しているのもまさにその音楽の力で患者さんの気持ちを和ませているのです。

質問⑸
アンジェラ音楽療法プログラムの最大の特徴は?

【答え】
長年学び培った知識と自分の経験から苦悩、焦りや失望そして克服はできなくても今のありのままの自分を受け入れる事を学びました。
決して簡単ではありませんが私自身音楽とピアノに救われました。
私のこの経験が少しでも音楽やピアノが好きな方のお役に立てれば幸いです。
そして音楽やピアノを通してその方が生き生きとして下さるお手伝いができたら、と思ってます。

質問⑸

質問⑸